茨城県観光ガイドうぃーくえんど茨城
12世紀の初め、甲斐武田氏の先祖である源義清・清光父子がこの武田に館を構え、はじめて武田氏を称したことが、志田諄一茨城キリスト大学教授の研究(勝田市史編さん事業)によって、明らかになりました。
この武田氏館は、当時の主屋・納屋・厩を再現、武田氏系図、甲冑などの武器・武具類や武者人形など、甲斐武田氏発祥関係資料を展示しています。
東水戸道路「ひたちなかIC」より車で15分
常磐自動車道「那珂IC」より車で約25分
【電車】
JR常磐線「勝田駅」より、茨城観光バスで武田本町下車、徒歩約10分
ここが、「武田氏館」です。
こちらが「門」なります。鎌倉時代の地方豪族(武士)の館を参考にした主殿造りです。
こちらが「主屋」です。館の特色は・・・①当時の主屋内部は、柱だけで間仕切りはありません。必要に応じて几帳(室内の仕切りに立てた道具)や衝立などで仕切って使用しました。 ②主屋には主人と家族が住み、入口の中門には宿直(宿泊して警戒すること)の武士が控えました。
③主屋の屋根は、本来わら葺ですが、防火のため、わら葺風銅板葺きにしました。 ④館は当時の単位で1間が7尺(約2.1m,一部8尺)間隔で柱を建てました。
「義清像」と「清光像」です。
大鎧
こちらが「厩」になります。
馬の爪を傷めないようにと、床は板張りになっていたそうです。
最後、伊倉さんと記念写真を撮りました。今日は、ありがとうございました。