茨城県観光ガイドうぃーくえんど茨城
境町歴史民俗資料館は、1979年(昭和54年)に開館し、境町域の民俗習慣や、民俗資料などがたくさんあり保存・公開しています。これらの資料は全て境町の皆様から、寄与または、寄託によるものなのだそうです。来館する子供たちに一番の人気者が、馬形埴輪(境町指定文化財)です。
祝祭日 年末年始(12月28日~1月4日)
【電車】
境町歴史民俗資料館にやってきました。
古来、富水の地であった境には、縄文時代から古墳時代にかけて多くの遺跡があります。それら町内の遺跡より出土した、町指定文化財の弥生壺や祭祀に使用したと思われる舟形壺、石斧・石皿などの考古資料を展示しています。
河岸の町であった境町は、江戸と奥羽・北関東を結ぶ物資の一大集散地であり、日光東往還の宿場町でもありました。水運・河岸と宿場の姿を図版で紹介するとともに、高瀬船で使用した諸用具など展示しています。また、河岸問屋であった小松原家の1万4000点(近代文書を含む)を超える古文書をはじめ、多くの近世・近代文書を収蔵し、大学など多くの研究機関・研究者に供覧しています。
馬型埴輪(町指定文化財)
境町歴史民俗資料館のシンボル的存在です。
二枚貝化石
2階にやってきました。
境町民から寄贈された農業用具や、製茶用具などが展示されています。
水辺の町=境を象徴する漁労用具や、機械化前の農業用具など、人々の生活・生業に関わり、今日失われつつあるさまざまな道具類を、展示しています。