五浦六角堂(北茨城市)

明治38年に岡倉天心が設計したもので、「観瀾亭」と名付けられた赤い六角形の堂です。五浦海岸の茨城大学五浦美術館研究所内にあり、天心が思想にふけった場所といわれています。緑の松林を背後に、前には五つの浦がひらけ、太平洋の白波が砕け散るその雄大な姿は、訪れる人々に感銘を与えていました。

所在地 〒319-1703 茨城県北茨城市大津町五浦727-2
問合せ先 【茨城大学五浦美術研究所】TEL:0293-46-0766 FAX:0293-24-9084
開館時間 8:30~17:30(4月~9月) 8:30~17:00(10月・2月~3月) 8:30~16:30(11月~1月)
休館日 月曜日(祝日の場合はその翌日) 年末年始12月29日~1月3日
料金 大人400円(小中学生以下は無料) ※団体(20名様以上)は、350円

※団体のみ要予約

サイト http://rokkakudo.izura.ibaraki.ac.jp/
アクセス 【車】

  • 常磐自動車道「北茨城IC」もしくは、「勿来IC」から約15分

【電車】

  • JR常磐線「大津港駅」からタクシーで約5分
駐車場 無料駐車場有り 普通車53台 軽自動車7台 バス4台

【長屋門】遺跡の管理室・受付として使用されています。

記念館

岡倉天心像

【ウォ-ナ-像】豆知識・・・ラングドン・ウォーナー(1881~1955)は、ハーバード大学で考古学を専攻。卒業後、五浦で天心の薫陶を受け日本美術を研究します。第二次世界大戦中、爆撃対象から奈良、京都などの日本の都市を外す文化財リストをアメリカ政府に提出したとされています。

【天心邸】豆知識・・・この地に移り住んだ天心は、当初、古い料亭(観浦楼)を住まいとしていました。天心邸はその料亭の古材を用いて建築されたと伝えられています。

室内

新しくできた【六角堂】※東日本大震災により流失しましたが、このたび創建当時の姿に再建し、平成24年4月28日から一般公開が再開

六角堂の中から・・・。※特別に許可を頂いて撮影させていただきました。通常は、中には入れません。

天井

「亜細亜ハ一なり」石碑

震災前の五浦六角堂

関連記事

  1. 御城展望台(常陸大宮市)

  2. 西ノ内紙 紙のさと和紙資料館(常陸大宮市)

  3. 光明寺(下妻市)