菊池寛実記念高萩炭礦資料館(高萩市)

緑に囲まれた素敵なこの資料館は、かつて高萩市の基幹産業で日本の産業の一翼を担っていた高萩炭鉱にまつわる貴重な資料や写真が展示されています。資料館中央に配置されたジオラマには、坑道への入り口やズリ山の他、炭鉱住宅や共同浴場、美容室などが600分の1スケールで再現されており、当時の炭鉱員の生活を伺い知る事ができます。

所在地 〒318-0034 茨城県高萩市高萩624
問合せ先 TEL:0293-22-2150
開館時間 4月~10月 10:00~16:00 11月~12月 10:00~156:00
休館日 月曜・火曜・水曜・木曜・金曜※1月~3月まで休館
料金 無料
サイト https://www.takahagitanko.org/
アクセス 【車】

  • 常磐自動車道「高萩IC」から約5分

【電車】

  • JR常磐線「高萩駅」からタクシーで約10分
駐車場 無料駐車場有り

この入り口がユニークでしょ!

だるまストーブ

第二展示室 600分の1のジオラマ

一つの街になっていたようです。

石炭塊と珪化木

解説・・・植物化石の一種で別名木石ともいう。

古い地質時代(約2,500~3,500万年前)の木の樹幹が地層中に埋没した後に地層中のケイ酸・炭酸カルシュウムが主として樹幹に浸み込んで、木の細胞質や細胞間液と置き代わって、もとの樹幹の組織を化石化し、そのままの形で残ったものである。

第一展示室にやってきました。

フォトギャラリー

今回の展示品は、昭和39年の東京オリンピック当時の県北の街並みと盛んだった炭礦(ヤマ)の風景写真等、時代を感じさせる品々を展示していました。常に展示品を入れ替えているそうなので、是非、皆さん、足を運んでみてはいかがでしょうか?

コークス

坑内用保安帽(ヘッドライト付)来客用

自己救命器(ガスマスク)

消化弾

坑内用電話機

坑内連絡用無線機

改良型塵埃計

空気中の塵や埃を測定するのに使用する物。作業環境をよくするための大事な機器であり、労働者の健康障害を減少させるため、定期的に計測したそうです。

ガス検定器

信号照明(赤色と白色)

照明付保安帽(バッテリー付)

カンテラ

揮発油安全灯(ウルフ灯)

この中の「飲み干さないとおけない盃」は、実にユニークな工夫がされていました。

気圧計

温度計(坑内の温度・湿度を計測する機器)

コンパス

現場で使用する簡易的な測量機器。概略の方向を確認するために使用した物です。

スチール巻尺

手回し計算機

記念写真を撮りました。

お忙しい所、時間を作ってくださり、ありがとうございました。

今回は、雨が降っていてとても残念でした。

晴れの日にまた、この庭園を観てみたいです。きっと、木々の緑がすてきなんでしょうね!

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