茨城県観光ガイドうぃーくえんど茨城
桜川市歴史民俗資料館は、平成23年9月1日に、真壁伝承館歴史資料館として新規開館いたしました。
真壁伝承館は、公民館・図書館・資料館を持った複合施設です。かつて、江戸時代に真壁陣屋があった地で、旧真壁町の中心地にあります。資料館では、桜川市内の通史的な展示に加え、真壁陣屋を中心とした展示を行っております。
年2回の企画展も見どころです。
【電車】
旧石器時代・・・台石(石器を作る台)と石器
縄文時代・・・台石(石器を作る台)と石器
弥生時代・・・弥生式土器と土製紡錘車(糸つくりの道具)
古墳時代・・・鉄斧(てっぷ)・鉄刀・鉄剣
古墳時代・・・短甲(たんこう)
奈良・平安時代・・・土師器・須恵器・鉄滓
中世1・・・鉄滓・土製鋳型・鞴(ふいご)の羽口
中世2・・・かわらけ(土器の盃)
近世1・・・綿切りロクロ(綿実から綿をとる道具)
近世2
石工の道具(ノミ・ハンマー等)
桜川市真壁町山尾産の岩石・鉱物
真壁町屋敷絵図(江戸時代後期)
木戸番風烈見廻高札断簡
御祭礼踊掛ケ合定日之事
真壁町屋敷帳
町内には、明治時代以降の古写真が数多く残されており当時の面影を今に伝えてくれます。
當家萬覚書
職人道具と硯(すずり)
かわらけ
土鍋・擂鉢(すりばち)・風炉
黒漆塗二枚仏胴
豆知識・・・一般に足軽胴(あしがるどう)と呼ばれる、鎧の一種。足軽胴はその名の通り足軽と呼ばれた兵士が着用したもので、簡素なつくりだが、その分軽く、敏捷性に優れている。
豆知識
登録文化財とは?・・・建築後50年を経過した住宅や蔵のほか、煙突・橋など幅広い建造物について保存及び活用を進めるため、平成8年に文化財保護法の改正によって登録文化財制度が成立しました。この制度により国の文化財登録原簿に登録されたものが、国の登録有形文化財。いわゆる「登録文化財」です。指定文化財と異なり、緩やかな規則で文化財を自由に活用できるのが特徴です。
こんなにもたくさんの住宅が、登録文化財になっています。
「御陣屋絵図」・・・江戸時代後期の陣屋の敷地描いた絵図面
「祭礼踊場一件二付御佐裁許請書写」付属の絵図・・・祇園祭礼について取り決めを記した文書に付属する絵図。
町並みがジオラマなっています。
とても、リアルに表現されていました。
真壁家伝来「猪」の旗 この絵が、入口に描かれていました。
この日は、「真壁伝承館歴史資料館第5回企画展」~海老沢泰久展~が行われていました。
海老沢氏、直筆の原稿です。
海老沢泰久氏について・・・桜川市(旧真壁町酒寄)の出身である海老沢泰久氏は、昭和49(1974)年、短編小説「乱」で小説新潮新人賞を受賞し、スポーツ、特にF1や野球、ゴルフを題材とした、ノンフィクション、伝記小説、エッセイなどを中心に、数多くの作品を発表しました。1994年短編集「帰郷」で直木賞を受賞しましたが、2009年、癌によって、59歳という若さで急逝しました。
※特別に許可を頂いて、撮影しました。通常は、座らないでください。
記念写真をパチリ!!貴重なお時間をさいて下さり、ありがとうございました。