茨城県観光ガイドうぃーくえんど茨城
古代、国府とは、国ごとに置かれた役所、あるいはその所在地を意味する歴史用語です。律令時代と呼ばれる奈良・平安時代の日本には、約60の「国」があり、それぞれの国に役所が置かれていました。この役所は現在の「県庁」に相当するもので、当時の国府所在地は国の中枢として栄え、政治・経済・文化の中心でもありました。
その所在場所にある資料館が「石岡市ふるさと歴史館」です。
1階では、常陸国衙跡発掘調査の写真パネルや出土資料、2階は、商業都市として栄えた石岡に関する民俗資料と、奈良・平安時代を中心に市内の遺跡から出土した考古資料などが展示されています。
※ 展示替えの際など、臨時に休館する場合があります。あらかじめご了承ください。
【電車】
石岡市民俗資料館にやってきました。※現在は、「石岡市立ふるさと歴史館」になっております。
中に入ると・・・五月人形・雛人形が飾られていました。
ここは、古代、地方都市・地方拠点であった場所、その資料が、写真と共に展示してあります。
古代では・・・
国庁・・・国の役所の政庁。儀式・政務・饗宴の場
国衙・・・国庁とその周辺の曹司を含めた空間
国府・・・国衙と官舎・宿舎・一般民家など国衙周辺の関連施設を含めた空間 の事を言うそうです。
2階にやってきました。
写真機
盛んだったころの商業用具
農業用具
鹿の子遺跡模型
墨書土器
塼・・・(セン)土を固めて焼いたもの。今で言うレンガのようなもの。土台のある建物の基壇(土台のすぐ上の部分)や壁にはめこみ、崩れるのを防いだり、飾りとして用いらました。日本では、飛鳥時代や奈良時代に初めて用いらました。
葵の御紋のついたこの着物は、府中藩士、山口木三郎氏が藩主から拝領したものです。
大礼服・・・重大な公の儀式に着用した礼服。この服は、明治・大正・昭和の頃に用いられました。
田舟
一緒に記念写真を撮りました。貴重なお時間をさいてくださりありがとうございました。