茨城県観光ガイドうぃーくえんど茨城
村松山虚空蔵堂は、平城天皇の勅額により、平安初期、大同二年(807)年弘法大師によって創建されました。本尊の虚空菩薩は、弘法大師が、鎮護国家、万民豊楽、平和祈願のために、一刀三拝の礼をつくしてお刻みになったものなのだそうです。日本三体のひとつとして、学業成就・家内安全・厄除け・七五三・出世開運など祈願する多くの参拝者でにぎわいます。
【電車】
日本三体の一「村松山虚空蔵堂」前にやってきました。
手水舎
参詣者が手や口を漱ぎ清める所です。
仁王門をくぐり・・・
境内略図
鐘楼堂・・・衆生の苦患を救い、五障の雲晴るる成道の鐘
洪鐘六百貫(2,400㎏)。昭和52年6月、京都で鋳造、楼堂は、昭和55年4月3日に完成しました。写真(左)
四阿・・・休憩場所
本堂・・・大摩尼殿とも言い、大正6年に落慶されました。内陣中央に護摩壇、正面奥に宮殿があり、御前立本尊が安置されています。両側の檀上の脇侍仏は、向かって右が不動明王尊、左が毘沙門天王で悪鬼を摧伏されています。
圧巻の建物です。
鐘馗霊神堂・・・内に鐘馗霊神の絵馬が祀られています。
安産地蔵尊・・・年代は不詳ですが歴史は古いもと思われます。安産を祈る多くの人々の参拝があります。
この階段を上がってくると・・・
奥ノ院・・・耐震耐火二重層の多宝塔で、大満虚空蔵尊が安置されています。虚空蔵尊の50年に1回の開帳記念として、昭和9年、宇都宮徳蔵氏と中野慶吉氏によって奉納されました。
山村暮鳥の詩碑
三重之塔・・・明治33年(1900)の大火の後、再興百年記念事業として欅造銅葺きにより、平成10年に建立されました。塔の高さは、21m、大日如来が安置されています。
階段を登っていくと・・・
休憩場所
佐藤佐太郎歌碑
階段を降りて・・・
こちらが、人気のあるお守りです。